ストレスの溜まる家事、発散する家事
掃除、洗濯、食器洗い。膨大な量を時間に追われながらこなすのはストレスが溜まりますね。一方で、「綺麗にすることでストレス発散になる」と言う人や研究結果まであるようです。
私の自論ですが、ここでも、成果と労力の関係が成り立っているように思います。具体例で説明すると、掃除機で床を掃除する際に、色々な物があり、都度それらを退かしながら掃除をする。しかも掃除機のコードがいろんなものに引っかかるので、気に掛けながら掃除する。更には大きな家具の隙間などは掃除できずに結果的には綺麗にできていないことを妥協する。
これは、成果＜苦労の関係で、苦労した割に、部屋が綺麗になるという「成果」があまり実感できないパターンです。床に物が少ない部屋で、ワイヤレス掃除機を使い、家具は掃除しやすい物を選んでいる場合は、掃除の効率や成果が全く異なり、成果＞苦労の関係になります。
①家具を減らす、②掃除しやすい家具にする、③コードを気にしないワイヤレスの掃除機にする。この３つの条件が揃うと、「成果＞苦労」になります。スラスラ掃除機をかけて、ゴミがたくさん取れる。そして、綺麗な部屋になる。ストレスも解消される。といった具合に、１石２鳥です。
この場合、ロボット掃除機で自動でやれば、更に「成果＞苦労」となるのでは？と思うかもしれません。苦労は限りなく”０”に近くなります。ただし、その場合は、成果も少なくなるのです。
なぜならば、「不要なゴミを回収する」という成果を上げたのは他でもないロボット掃除機であり、自分自身に達成感はありません。達成感を求めなくても良ければ、ロボット掃除機でも、家は綺麗になり、労力も減るので、もちろん有りだと思いますが、私は敢えて自分で掃除するようにしています。
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掃除機に関わらず、家事全般に言えることですが、後者を実施できる場合、ストレス発散に繋げることができそうですね。今の時代、掃除も洗濯も食器洗いも全て家電に任せることもできますが、私はストレスを発散するためにもあえて自動化家電は使わないようにしています。
ストレス発散にお勧めな家具、家電
ベタ置き家具は置かないようにして、脚付きの家具を選択する。衣装ケースなどはキャスター付きのものを選び、手軽に移動させて掃除できるようにする。掃除機はワイヤレス。コードを気にすることなくストレスフリーに掃除ができます。
ちなみに、私が減らした物やお勧めの家具。①ソファーを捨てました。代わりに折り畳みできるニーチェアXの椅子を使っています。②リビングテーブルとTVボードはシンフォニア製の脚付のもの（掃除機のヘッド部が家具の下に入る）物を使っています。③押入れの中の衣装ケースは無印良品のもので、キャスターを付けて、掃除の時に手軽に移動できる。④キッチンの横に置いている収納も同様にキャスター付きの物にしています。
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床に物を置かない環境と習慣
一番難しいのが、床に物を置かないこと。気を付けていても、いろいろな物を床に置いてしまいます。そもそもソファーや不要なものを減らすことと、届いた荷物や葉書や封筒、日常的に読む雑誌や新聞なども一時的に保管する場所を決めて、置きっぱなしにする習慣を無くすことで、部屋の掃除をするというストレスが溜まることを、ストレス発散できるものに変えることができます。
洗濯や食器洗いでも
掃除機について書きましたが、洗濯や食器洗いも同じだと思います。洗濯は干した後のたたむ作業を簡素化しています。干す場所を一時的な保管場所としたり、肌着や靴下などは、ボックスなどに入れるだけにして、たたむ作業を無くすようにしています。
食器洗いも、先ず食器をたくさん使わないようにして、物量を少ない数でキープします。又、洗い物が大変な料理、例えば、チーズとかお餅とかでお皿にへばり付くものなどは極力避けるようにします。
食器洗いも、自動で洗ってくれる家電がありますが、私はあえて、手で洗うようにしています。ただし、掃除機もそうですが、大家族で掃除する部屋が多かったり、食器の数も多くなる場合は、もちろん自動化できる家電をうまく使うことはストレスと向き合う上でも、とても重要だと思います。
